「今月の読了本」 | 京都プランナー日記

「今月の読了本」

気が付けば9月も終わり。1回くらいはブログを更新しなければ、ということで、
本来は1エントリーづつ残す備忘録レビューをまとめて。



京都プランナー日記-プロメテウスの罠1・2

「プロメテウスの罠1・2」
恒久的に続けてほしい朝日新聞の原発関連ルポ。残念な状況に陥るのは常に一人一人の国民である、というような国にしてはならないと思う。




京都プランナー日記-Newton別冊 最新ガイド 太陽光発電

「Newton別冊 最新ガイド 太陽光発電」
流行?の太陽光発電。ふとした縁で関わることになったので基礎知識位は必要だと読了。
まだまだ本としての情報は少ないので、これからの普及度、ビジネスとしての妙味はあるのだろう。
懸念は固定買取制度。電力会社のハシゴ外しは大いにあるんじゃないかと考えてしまう。




京都プランナー日記-ピーター・ドラッカー マーケターの罪と罰

「ピーター・ドラッカー マーケターの罪と罰」
センセーショナルなタイトルの反面、内容は極めてスタンダードかつ有益。
特にインターネットマーケティングにおける考え方にとてもマッチするコンセプトが満載。




京都プランナー日記-Live!アクセス解析&ウェブ改善実践講座

「Live!アクセス解析&ウェブ改善実践講座」
2時間で読める内容だが、中身はしっかり入っている。
単なるフレームワークの提供に終わらず、仮説構築からPDCAに至るまで
しっかりとネットマーケティングの観点から説明しているのが好印象。ウェブ担当者は一読しておいた方が良いんじゃないだろうか。




京都プランナー日記-私、社長ではなくなりました。

「私、社長ではなくなりました。ワイキューブとの7435日」
元ワイキューブ安田社長の自叙伝。
ここまで赤裸々に自分を振り返ることができる経営者もあまりいないのではないかと思う。
人材に投資をすることで競争力を付ける、という彼の思想が間違っていたとはあまり思わないのだが、
方法論が異なっていたのかもしれないとは感じる。




京都プランナー日記-原発ホワイトアウト


「原発ホワイトアウト」
現役官僚による原発を巡る利権構造の暴露本。

フィクションとは言いながら、登場人物や背景、事例は完全に現実をベースにしているため、
読んでいて空恐ろしくなるようなシーンもある。
情景や人物描写は少々雑だが、内容としては知る価値がある。




京都プランナー日記-国家はなぜ衰退するのか(上)(下)


「国家はなぜ衰退するのか(上)(下)」
この本のみ8月からの引継ぎ。
「国家に貧富の差ができるのは、地域性や民族性ではなく、制度による」
この主張を証明するために、古代ローマから現代中国までを全世界的に網羅して解説している。
日本の描写に代表される粗さは残るが、貧富と権力の世界史として膨大な情報量が詰まっている。